円背や猫背と呼ばれる脊椎後弯症(せきついこうわんしょう)の原因は何でしょうか?
円背とはえんばいと読みます。
円背と聞くと耳慣れない方もいるかもしれませんが
猫背(ねこぜ)と言われるとピンとくるかもしれませんね。
円背 猫背 とは 脊椎後弯症(せきついこうわんしょう) のことを指します
脊椎後弯症とは
体の横から見るとゆるやかなSの字のカーブを描いている
脊柱(背骨)、これらのカーブの角度が異常に大きくなっている状態です。
また、逆に前への異常に大きく湾曲している状態を
「脊椎前弯症」といいます。
Sponsored Links
では猫背、脊椎後弯症の原因は?
普段の姿勢からきたもの(機能的後湾)
姿勢の悪さ
背中を丸めた猫背の姿勢が習慣化することで背骨が大きく曲がった状態
手作業での田植え、畑仕事に従事する人などにもよく見られます。
病気・疾病によるもの(構築性後弯)
先天性脊柱後弯症
生まれつき背骨の変形が見られるものです。
成長にともなって進行するものがあります
青年性後弯症
成長に伴って骨の変形がみられるもの。
成長期は骨の発育が早いため、特に異常が発生しやすくなります。
老人性後弯症
加齢に伴う骨の摩耗・変形、骨粗鬆症(こつそそうしょう)などが原因で背中が曲がるものです。
特に高齢の老人に腰や背中の曲がった人が見られるのはこのためです。
脊椎の病気や骨折によるもの
背骨・脊椎部分の病気や骨折によって後弯が見られるケースがあります。
また、過去に脊椎関連の病気や怪我をしたことがある人は後遺症として表れる場合もあります。