頸椎症性神経根症と圧迫骨折との違いは？
頚椎は年齢とともに椎間板が弾力を失って
クッションとしての役割が果たせなくなるといった変化が起こります
椎骨と椎骨がこすれ合って変形するなどし
骨の並び方が変わったりするのです。
このように、「頚椎に年齢的な変化が起こること」を
頚椎症、正確には変形性頚椎症へんけいせいけいついしょうと言います。
これは加齢により誰にでも起きます。
症状は
脊髄から外へ飛び出てきた神経根という神経が圧迫され
手がしびれたり、手の痛み,首から肩、腕、指先にかけてしびれや痛み
手の指が動かしにくいなどといった
上肢や手指の麻痺の症状が出てきます
痛みやしびれが出てくるのは
足に行く神経、つまり脊髄は圧迫されないので
腰痛など腰の痛みではなく上肢（腕）の症状だけが出てくるのです
主に、しびれを伴うような痛みとなるようです。
肩こりがひどいと思ったらこの 頸椎症性神経根症だったということもありますので
何をしても治らない肩こりなども疑ってみて下さい。
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頸椎症性神経根症の治療方法はありますか？
頸椎症性神経根症の治療方法は
まずは、安静にすることから始まります。
首をあまり動かさないようにする、特に上を向く動作は控えましょう。
痛みがひどい方はポリネックカラーという首を固定するものを装着することもあります。
どうしても痛んで仕方ない際には
ブロック注射といって、麻酔薬を首に注入します。
これは一時的な痛みから逃れるものですので
根本的な治癒には繋がりません。
そのほかに、牽引や、温める方法もありますが
どちらもゆっくりとした治療となります。
気長に治していきましょう。
どうしても、痛みの症状の改善がみられない場合は
手術を行うことも視野に入れ
かかりつけのお医者様と相談をすることをお勧めします
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